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Kappletsのセットアップ

ここでは、設定ファイルの編集やサービス登録などを行い、Kappletsを起動するまでの手順を説明します。
本手順は、同一環境/別建て環境共に同様の手順となります。

Kappletsの基本設定

application.properties を編集し、Kappletsで使用するデータベースや認証時に使用するURLなどを設定します。

  1. 以下のフォルダに移動し、application.propertiesをテキストエディタで開きます。

    エクスプローラー
    C:\Program Files\BizRobo Basic 2026.1.0.0\WebApps\Kapplets
    

  2. 接続するデータベースを設定します。
    [Databese]の下2行(11行目、12行目)に記載されているのは、付属のH2データベースの設定です。このデータベースは使用しないため、各行の頭に半角の[#]を入れコメントアウトします。

  3. MySQLとの接続と、ユーザーがアクセスするMC・KappletsのURL設定を行います。以下をテキスト等に貼り付け、①~⑦を書き換えます。

    #  MySQL 8.4
    spring.datasource.url=jdbc:mysql://<①DBのホスト名またはIPアドレス>:<②DBのポート番号>/<③DBのスキーマ名>?useUnicode=yes&characterEncoding=UTF-8&useSSL=false&useCursorFetch=true&defaultFetchSize=1000&serverTimezone=GMT%2B9&allowPublicKeyRetrieval=true
    spring.datasource.driverClassName=com.mysql.cj.jdbc.Driver
    spring.datasource.username=<④DBのユーザー名>
    spring.datasource.password=<⑤DBのパスワード>
    
    # Service connection
    kapplets.service-connection.mc-url=http://<⑥MCのホスト名またはIPアドレス>:17000
    kapplets.service-connection.kapplets-url=http://<⑦Kappletsのホスト名またはIPアドレス>:17001
    kapplets.service-connection.shared-secret=
    
    No 項目
    DBのホスト名またはIPアドレス 例:machine_name1  または 192.168.1.122
    基本的にはホスト名を利用してください。
    IP アドレスを使用する場合は固定IPにしてください。DHCP サーバ利用の場合は、サーバでも固定するようご注意ください。本手順は「IPv4」を想定しています。ホスト名、IPアドレスが不明な場合はホスト名とIPアドレスの確認方法をご参照ください。
    DBのポート番号 例:3306
    DBとKappletsの接続ポートを指定します。本手順書通り進めた場合は3306になります。
    DBのスキーマ名 例:kapplets
    Kappletsのデータ保存先を指定します。上記はデータベース作成で作成したデータベース名です。
    DBユーザー名 例:BasicRoboUser
    DBにログインする際のユーザー名を指定します。
    DBのパスワード 上記DBユーザー名のパスワードを指定します。
    MCのホスト名またはIPアドレス 例:machine_name2  または 192.168.1.123
    基本的にはホスト名を利用してください。
    IP アドレスを使用する場合は、①同様固定IP にしてください。
    Kappletsのホスト名またはIPアドレス 例:machine_name3  または 192.168.1.124
    基本的にはホスト名を利用してください。
    IP アドレスを使用する場合は、①同様固定IP にしてください。

    以下は書き換えた例です。

    ⑥、⑦に設定するURLについて

    〇認証処理で利用するURL
    ⑥「kapplets.service-connection.mc-url」と⑦「kapplets.service-connection.kapplets-url」で指定する値は、Kappletsにログインする際のリダイレクト処理で利用するURLです。
    したがって、これらのURLには「localhost」などのループバックアドレスではなく、Kappletsを利用するユーザがブラウザからアクセス可能なURLを設定する必要があります。

    〇内部通信で利用するURL
    ⑥「kapplets.service-connection.mc-url」については、デフォルトではKappletsからMC宛に行っている内部通信でも利用しています。
    内部通信用のURLについては、以下のパラメータを追加することで別途定義することが可能です。

    #追加するパラメータ
    kapplets.service-connection.internal-mcurl=<MCのホスト名またはIPアドレス>:17000/
    
    以下のような場合には、このパラメータを活用してください。

    • MCとKappletsを同一端末上に構築しており、内部通信用のURLにはループバックアドレスを使用したい
    • 環境構成上、ユーザがKappletsやMCにアクセスするためのURLではKappletsからMCへの内部通信ができない
  4. 書き換えた全文をコピーし、application.propertiesの13行目から22行目に貼り付け、上書きします。

    以下は上書きする対象です。[#MySQL8.4]から[kapplets.service-connection.shared-secret=]までを選択し、上書きします。

    以下は上書きした結果です。14行、15行の頭に[#]がないことを確認してください。

  5. ファイルを保存します。上書き保存ができないため、デスクトップ等に同名で保存したのち、元のファイルに上書きします。

RAMの設定

Kapplets.confを編集し、Kappletsが使用できる最大のRAM容量を設定します。

RAM容量の設定について

1端末に複数コンポーネントをインストールする場合最大RAM容量を設定する必要があります。詳しくは同一構成の注意点をご参照ください。また1端末1コンポーネントの場合は以下の手順は不要です。Kappletsをサービスに登録し起動に進んでください。

  1. 以下のフォルダに移動し、 Kapplets.conf をテキストエディタで開きます。

エクスプローラー
C:\Program Files\BizRobo Basic 2026.1.0.0\bin

  1. 一番下に以下最大RAM容量の設定を追加します。<設定値>の部分は同一構成の注意点を参考に決定してください。

    wrapper.java.maxmemory=<設定値>
    

  2. 上書き保存ができないため、デスクトップ等他のフォルダにいったん保存してから、ドラッグ&ドロップでファイルを置き換えます。

以上で、RAMの設定は完了です。

サービスに登録し起動

KappletsをWindowsサービスに登録し、端末起動時に自動起動する設定を行います。

  1. コマンドプロンプトを管理者として起動します。

    Win + R を押して、検索ボックスに「cmd」と入力します。Ctrl + Shift + Enterを押し、管理者権限で開きます。

  2. コマンド編集のため、テキストエディタを開きます。以下のコマンドをコピーし、テキストエディタに貼り付け、①~③を変更します。

    コマンドプロンプト
    1
    2
    3
    4
    5
    6
    ServiceInstaller.exe -i Kapplets.conf ^
    wrapper.ntservice.account=<①ドメイン>\<②ユーザー名> ^
    wrapper.ntservice.password.prompt=true ^
    wrapper.ntservice.name="BizRobo_<③バージョン>_Kapplets" ^
    wrapper.ntservice.starttype=DELAY_START ^
    wrapper.syslog.loglevel=INFO
    
    No 項目
    <ドメイン> 参加しているドメイン名
    ローカルユーザーでログインしている場合は . (ドット)を入力します。
    <ユーザー名> ログインしているユーザー名
    <バージョン> 例:2026100
    BizRobo!のバージョン

    上記コマンドの末尾に関する注意点

    最終行以外の末尾にはスペース^が入力されていることを確認してください。

  3. 確認後、テキストエディタのコマンドをコマンドプロンプトに張り付けEnterを押下します。パスワードの入力を求められますので、ログインしているユーザーのパスワードを入力してEnterを押します。

  4. サービスのインストールが成功したと表示されたことを確認してください。

  5. Kappletsのサービスを開始します。
    Win + R を押して検索ボックスに「services.msc」と入力します。Enterを押し「サービス」を開きます。

  6. [BizRobo_<バージョン>_Kapplets]クリックし[サービスの開始]をクリックします。

  7. 「状態」が「実行中」になった事を確認してください。

サービスの削除方法

サービスに表示されない、開始できない等の問題がある場合は、一度サービスを削除して登録しなおしてください。サービスを削除するためには、以下のコマンドを入力してください。

サービス削除コマンド
ServiceInstaller.exe -r Kapplets.conf wrapper.ntservice.name="BizRobo_<バージョン>_Kapplets"
  1. KappletsのURLにアクセスします。
    http://localhost:17001/
    MCで認証が必要であるため、MCのサイトにリダイレクトされます。adminユーザーでログインします。

  2. 以下の画面が表示されれば、Kappletsの起動は成功です。以降の手順で利用しますので、ブラウザは閉じないでください。

ログファイルが生成されていることを確認する

ログファイルはKappletsを起動することでCドライブ直下に自動生成されます。フォルダ構成と生成されるログファイルは以下の通りです。

📁 C
└─📁 LOGS
   └─ 📁 Kapplets
      ├─ 📄 kapplets_accesslog.<日付>.log    #アクセスログ
      └─ 📄 kapplets_application.log             #コンソールログ


以下のフォルダにアクセスし、[kapplets_accesslog.<日付>.log]、[kapplets_application.log]が生成されていることを確認してください。

エクスプローラー
C:\LOGS\Kapplets

以上で、Kappletsのセットアップは完了です。