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作業対象

本章では、RoboServer(以下RS)を構築し、MCと接続することで、ロボットをRSで正常に動作させるための手順を説明します。あわせて、RSのログを保存する設定も説明します。

全体構成における作業対象

作業対象は、以下の図赤枠内で示した「RS」になります。 RSはMCと同じ端末で運用する「同一環境構成」と、別端末で運用する「別建て環境構成」のいずれかを選択することができます。それぞれ設定内容が異なる部分がありますので、ご注意ください。

同一環境構成(RS)

別建て環境構成(RS)

別建て環境構成の推奨

MCからRSを切り離すことで処理能力を分散、向上させることが出来るため、「別建て環境構成」を推奨します。

RS構築作業概要

本手順で実施する作業の概要は以下の通りです。

設定項目は以下の通りです。

対象 作業の目的
MCに接続するための準備 RSが登録されるクラスタを作成します。他、MC上で設定するログの設定DBマッピングを行います。
ファイアーウォールの設定 RSがMC、MySQLにアクセスするため、ファイアーウォールで特定のポートを開放します。
RSセットアップ 別建て環境構成の場合はRSをインストールします。その他、MCとの接続設定を行います。
接続確認 MCとの接続確認と、ロボット実行確認を行います。
エラーメールの通知設定 この設定は任意です。
ロボットのエラーをメールで通知したい場合に設定します。