Design Studio
1. 開発環境(UI/UX)と管理・運用機能の進化
開発者がより直感的かつ効率的にロボットを構築・テスト・管理できるよう、インターフェースの刷新と機能追加が追加され、より使いやすくなりました。
UI/UXの刷新とテスト効率の向上
- ロボットワークフロー領域がグリッド付きのカラー実行パスになり、拡大・縮小や定義ペインのサイズ変更・非表示が可能になるなど、モダンな外観に更新されました。
- 「実行の準備」ボタンが追加され、ベーシックエンジンを経由せずにロボット単体でのテスト実行や、対象端末のDASへの接続がワンクリックで行えるようになりました。
- 例外などのエラー原因となっているステップを見つける「使用状況の検索(使用量の検索)」機能が追加されました。
- 新しい式エディターデザイン(パンくずリストやコピーボタンの追加)や、コンプレックスタイプ変数の内容を一覧表示する「出力値」枠の追加により、デバッグ作業が容易になりました。
検索機能と再利用性の強化
- プロジェクトやフォルダを横断してロボットやスニペットを検索できる「シンプルな検索機能(ファイルの検索)」が追加されました。
- 既存のベーシックエンジンロボット(またはスニペット)の入力値や変数を引き継いで、新しいロボットを簡単に作成する機能が追加され、移行や再利用が容易になりました。
- 複数のロボット間でステップや定義を再利用できる「ロボットを呼び出す」ステップが追加され、ステップイン/アウト/オーバーのアクションもサポートされています。
参考画像:ファイルの検索
ソース管理と環境設定の改善
- Design Studio内で直接「Git」をサポートし、GitHubやGitLabなどのサーバーアカウントと連携したソース管理や共同作業が可能になりました。
- テスト環境や本番環境などの環境間で共通の値を管理できる「定数」へのアクセスがサポートされました。
2. 自動化ステップとデータ処理・外部連携機能の大幅な拡張
高度なWeb操作や外部システム連携、ファイル処理などを実現するための新しいステップが多数追加され、ロボット単体での自動化領域が大きく広がりました。
Web・UI操作の高度化とパフォーマンス改善
- 「ツリーモード」の適用範囲が従来のロボット全体から「ステップ単位」に変更され、入れ子(ネスト)での設定が可能になりました。
- Chromiumで不要な解析を省き処理を高速化・安定化させる「ツリーなし(No Tree)」モードがサポートされました。
- Webページ上のWebストレージ(ローカル/セッションストレージ)の値を直接操作する機能が追加されました。
- 動的に生成されるドロップダウンリストの選択や、データリスト要素(入力補完リスト)の柔軟な操作が可能になりました。
- 画像抽出時に「ポインターを描画(仮想マウスポインター)」を含めるオプションが追加され、エラー時の状況把握などが容易になりました。
- 広告やマルチメディアなど特定のコンテンツを除外して動作を安定させる「URLフィルタリング(カスタムブラウザルール)」機能が追加されました。
参考画像:ステップ単位のツリーモード
外部連携およびデータ処理の強化
- 「REST Web サービス呼出」ステップが追加され、ロボットから直接API連携を行い、インターネット上のシステムとデータを取得・送信できるようになりました。
- ロボットの場合、このステップは 「Vault」 からシークレットを安全に取得し、変数に保存します。このステップは、機密データを開示せずにデータにアクセスします。
- 専用の「JSON型」と関連ステップ(検索、ループ、更新、並べ替えなど)、およびJSONタブが追加され、複雑なJSONデータの操作が大幅に強化されました。
- 簡単なパターンで文字列の抽出や変形を行う「ワードマッチング(単語の一致)」機能が追加されました。
- ファイルシステムアクションに「ZIP圧縮・解凍」アクションが追加されました。
- 電子メールステップがOAuth認証に対応し、添付ファイルの取得やメッセージをHTMLとして開くアクションが追加されました。
参考画像:ロボットの JSON型
